パーソナリティ:今井通子 070523放送
アソバイザー:マドモアゼル愛
相談者:主婦38歳 主人46歳 長男高一 長女 中一13歳 次女11歳
相談内容:中一の娘の事。主人の財布からお金を取った。どう対処したら良いか?
主人の財布からお金が無くなっていたので、娘の財布を見たら中身が増えていた。「どうしてして増えているの」と聞いたら「貯めていた」と応えた。小学校一年生の時にも取ったことがあった。小さい時から分け合っているお菓子を自分の引き出しに沢山集めていた。
半年くらい前にも2000円位取ったみたい。今回は1000円です。長男次女はそんなことはない。小さい時は贅沢をさせないように節約をしていた。長女のそういうことに気づいてから、必要に応じて買ってあげてたりしていた。小遣いは中学に入ってからは定期的に1000円あげている。他の子にいじめとか脅されている様子はない。この子のことが理解出来ない。
AD:こういうことは外ではあったのですか?
相談者:ありません
AD:こういうことはよくあることです。そういうことがあった時対処の仕方で 子どもを犯罪者として育てることもできるし、場合によっては笑って育てることもできるかもしれない。良い悪いは別として。それによって子どもの未来が決まる怖さがある。
怖いというのは悪いことをしたという価値観を親が持ってしまったら子どもは逃げ場が無くなる。親がこれを最も良い状態に落とすか?が、大事!
人の物を盗んではいけないという前に、何でこういう非日常的なことをしたのか?
という、関心が大事なんです。「そういえばこの間、怒り過ぎちゃった。」とか お兄ちゃんには買ってあげたのに、この子には我慢させた。とか 何かそういう探りを点検してみる必要がある。よくあるのは、9000円の中から1000円を盗んだ理由が彼女にはある訳。場合によっては2000円盗んでも気がつかないかもしれない? 位のことは中一だったら頭が働く。1000円だけ盗んだ理由があるとしたら、それは彼女の何か差別感とか、不当感を埋め合わせる金額だったかもしれない。普通は寂しさが一番の原因が多い。寂しい時に人は何かそれを埋め合わせるもの、大人でも無駄使いをしたりとか、寂しさを紛らわす。この子は「さあ大変だ。」という害意的な反応ではなくて、きっと何か理由があるな。と思って彼女を見つめれば、これまで親が気づいていなかった彼女のことが、気持ちが浮かび上がって来なくてはいけない。それがテーマなんです。お母さんはそのテーマを横に置いて、こういう反道徳的なことをやること自体の恐ろしさだけで話を持って行こうとすることが、僕にはなじまない。それって子育てとはちょっと違う。そう考えた時に「お兄ちゃんは一番上、権利がいろいろある。次女は一番下、つい甘やかされる。そうするとこの子は狭間で、どういう立場この家の子として、何か我慢することがあったのではないか?
だから、この子だけがそういうことの埋め合わせだったとしたら、おかしな事ではない。
盗む事が悪い事だと中一なら知ってる事がポイントなんです。だから原因が親の理解でこの子の寂しさ孤独という事に結びついて親の気持ちが動いたら、抱きしめてあげて「ごめんね。こんな事をさせちゃって。」というような解決ができたならば、子どもは孤独感を埋め合わせることができるから、愛する父母のお金を盗むことはあり得なくなる。
そうすると解決の仕方が見えてくる。子どもは 善悪の対応では育たない。子どもは優しさで育つ。ここは彼女の寂しさ孤独さに対する親の反省として「寂しかったんだね。ごめんね。でもいけない事はいけないんだよ」というような親の優しさを確かめられる場にしてあげるのが、良い解決法だと思う。