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パーソナリティ:今井通子氏          070314放送
アドバイザイー:マドモアゼル愛氏

相談者:男性31歳会社員 妻31歳 子ども長男6

相談内容:家庭内が上手くいってない。妻が潔癖症なので一日の流れが決まってないと気が済まない。休日でも掃除洗濯を済ませないと出掛けられないので休日が終わってしまう。3年半前に家を勝手から特にそうなった。家事があるのでと用事を頼んでもやってくれない。毎日しなくても良いんじゃないと言うんですけど・・

今井氏:あなたは、家事の大変さに対して「ありがとう」「大変だね」とか声掛けしてますか?

相談者:してないと言われる。夫婦生活も布団やソファーが汚れる、服が汚れるからと裸からはじまる。義務的な感じがする。

AD:度が過ぎれば何でも困る。程度問題ということになる。とは言いながら「そんな所もあるけれど、結局仲良くやってるよ」という形ならば問題は起きない小さくなると思う。結局夫婦仲はどうなんですか?

相談者:良くないです。

AD:だからこうゆう事が問題になっている。例えばあなたにも奥様に対する優しさや愛情があるとしたら。もうちょっと妻にも非日常的な楽しみを脅かしてあげようとか、笑わせてあげようとか、そういう工夫が生じてもおかしくない。

ここに行きつくまではあなたの価値観が、特に家を買うと言うのは大事業ですから、奥さんも家庭を助けようあなたを助けたい、子どもにもいい思いをさせてあげたいわけ。その中で自分が評価されない、寂しさを感じていたら何かに自分の信念を作ってこだわって行く以外自分を支える生き方ができない。人間ていうのは自分のアイデンティティを見つけられない時には、周りから見れば下らないこだわりに頼るようになっていくもの。奥様の中にある自分が認められていないという寂しさとか不満はきっとこの出来事の中心にあるような気がする。となると妻が潔癖症を直してくれたら上手く行くのかとは違うような気がする。あなたが妻はここまでこだわって何か自分というものを発祥したいのだな、これ以外、妻は自分というものを表す方法がないんだな。と いう思いで奥様を見つめて行けば、また違った関わり方、話題の発見の仕方というものを見つけられるような気がする。奥様はすごく苦しいと思う。こうゆう状況にいるということ自体が。あなたも苦しいと思うけれども、奥様も相当孤独で苦しいと思う。だから家を買ったあたりから始まっている事だとしたら、あなたが、自分がこの家を買う為にこんなに大変だった的な事とか、自分ひとりの手柄であったかのように印象とかそういう観点から思い返して、自分の態度をもう一回見て見ると良いんじゃない?奥様は優しさを求めていると思う。それで奥さん自身が体が堅くなっている。

今井氏:奥様は私が見るに、潔癖症ではないと思います。あなたはそういう風に見ているけれども、愛先生がおっしゃてたように、今奥さまは一生懸命やっているのをあなたが認めてくれないで尚且つ用事を頼みお手伝いさんのように使い回されていて、もう自分のスケジュールはこれで一杯いっぱいなのよ。と 叫びたいのを我慢している みたいな状況ではないかと思う。あなたも仕事で疲れているとは思うけど、例えば夕飯の時に自分が「皿洗いするよ」とか自分が「掃除してあげるよ」とか家庭の事やお子さんの事に協力したり、「かい家庭を作ろうよ」という方向にあなた自身が動けば、奥様はある程度あなたの愛情を感じられると思う。あなたが心を大きくして度量のあるところを見せてあげて下さい。

相談者:分かりました。ありがとうございました。