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パーソナリティ:加藤諦三 070315放送
アドバイザー:森田公一郎

相談者:男性44歳 妻42歳 子どもなし

相談内容:妻が会社で虐められている。亭主としてどのように妻を守っていったら
良いか?

会社に働き掛けたら良いか?虐めはぐ具体的には言葉の暴力です。私は妻と同じ会社で働いていますが、私は外回りで妻は品物を作っている。一緒に働いている女性が、妻に対して臭いとか不潔だとか何が気に入らないのか分からないけれど感情を押し付けるような言い方をする。妻は気が強い方ではない。

加藤氏:気が強かったら虐めないですからね。周りの人は

相談者:同僚の一人の人(60歳近い)が虐める。7人で働いている。若い人が入ってきても虐められて次から次へ辞めていく。

加藤氏:表立って虐めているのに他の人たちや上司は何も言わないわけですか?

相談者:上司は個人的に呼んで注意をしたらしい。

加藤氏:上司よりその人の方が強いんですね。

相談者:私は外に出ているので工場のことは良く分からないので言いたくても言えない。

加藤氏:一般的は話をすると、虐める人というのは人を選ぶんで誰でも虐めてるわけではない。この人は虐めても自分対して闘ってこない弱い人だと分かって虐めている。虐められたら何で自分が虐めの対象になったのかを考える事が第一。だけど罵倒する人は、平気で皆の前で罵倒しますからどうしようもない。

相談者:もう一度上司にお願い(厳しく)してみたら、逆恨みされてすごくエスカレートしてきた。周りの人は誰も注意してくれない。それが悲しい。

加藤氏:罵倒する人は人との触れ合い方が分からなくて人を攻撃する事でしか人との関り合いを持てない、本当は寂しくて心の底は脅えている。脅えてなければ人を罵倒したりする必要はない。もっと普通に人と付き合えるねですから。

人を罵倒して優越する事でしか人と関わりあえない人がいる。ものすごくコンプレックスが強くて、ものすごく攻撃的で欲求不満の塊のような人はいます。専門用語では、「攻撃性の置き換え」という。だからあなたの奥さんが弱い人に選ばれている。本当は上司がしっかりしないといけない。ただ、夏林の中に入ると蚊に刺されるでしょ。世の中にどうしようもない人っているんです。そういう人にどう対処したらよいか。

AD:あなたが、この人に言わなければならい。逃げてはダメ。あなたが証拠を取る。他の人を味方につける事。どうにもならなかったらこの会社を辞めるしかない。

加藤氏:あなたは深刻に考えた方がいい。そういう人はとことんやりますから。このままだとあなたの奥さんがノイローゼになる。その人はノイローゼになって相手が弱っていく事が快感なんです。上司の簡単な注意ぐらいでは虐めは止めない。オーバーかもしれないが闘うか死ぬか位の覚悟で決める、か。この人から逃げる。この人の問題は家庭にある、家庭の不満を全部外にぶつける事で家庭を維持している。それが「攻撃性の置き換え」です。

腹を括ってやって下さい。

相談者:ありがとうございました。

加藤氏:世の中には欲求不満の塊のような人がいます。不満の捌け口にならない為には戦う事です。