パーソナリティ:児玉清 070313放送
アドバイザー:三石由紀子氏
相談者:女性26歳未婚自営業手伝い 父57歳母47歳 妹25歳・小2
相談内容:私が対人恐怖症で人と関わるのが怖い。どうしたらいいか?
電話を掛けるのは良いが、掛かって来る電話は怖い。昔から人見知りは激しかった。中学校の時転校して周りとなじめ無かった。仲良しが作れなかった。親に学校へ行かないと言ったら、怒られて無理やり連れて行かれた。全然話を聞いてくれなかった。話せるような感じでもなかった。我慢して1年間通ったけれどその間に人が怖くなった。家族以外喋れる人がいない。家族でも気を使う。自分の本音を話せなく、その場だけ過ぎれば良いなという感じ。
お父さん話を聞いてくれるが他人みたいな感じで・・。妹は社交的で何でもやりたいことはやる。言いたいことは言うと言う感じ。心理学とか、加藤先生の本とかも読む。小説とかは読まない。普段は漫画を読んだり、ゲームをやったりしている。
児玉氏:現実逃避で・・・。
相談者:高校生の時、友達はできたが裏切られたので、それ以来悪化してしまった。高校は卒業し。二年くらい会社で働いたが馴染めず、我慢していたけれど体を悪くして辞めてしまった。心理的原因だと思います。悪口をいわれているような気がしていた。
AD:対人恐怖症って真面目な人がなるんだよ。人に馴染めないとおっしゃったけれど、馴染むことが良いことかどうか?馴染めないことが悪いことかどうか?疑問である。人見知りすると言うことは個性として良いと思う。
誰にもヘラヘラする女の子より好きですよ。誰にでも愛される子どもに成りなさいと言う人がいるけれど、半分の人に嫌われる立派な人に成りなさい。孔子の言葉です。「仁者」とは世の中の半分んの人間は精神が卑劣で腐っている。損人間のみんなに良い人だ、立派な人だ、と言われたら、それは「仁者」ではない。半分の人間には嫌われるような人間じゃなければダメ。
相談者:お父さんに相談したら、「笑顔でいれば嫌われることはない。」と言っていた。
AD:それは間違っていて、笑顔でいる必要で無い。半分の人間には嫌われても良いと、嫌われるの正しい。だから気を使う必要も無いし、我慢する必要も無い。悪口を言われたら、「私は悪口を言われる程、立派な人になった」と思ったら良い。個性ですから、あなたの個性を嫌う人もいれば、好きな人もいる。何にも反応がないことは幸せなことではない。それよりも、良い時代に日本に生まれて自分の事など考えている場合ではない。あなたは、これから体力と気力を生かして人の為にならなければならない。自分の事なんか考えている場合では無い。自分なんか嫌われれば良い。嫌われたらそれが立派な人になったという事だと思ってみなさい。毎日日記を付けてください。あなたの課題は自分の個性をはっきり分かって、自分の人格に不要なコンプレックスを持っていると思うので、それはコンプレックスと思う必要は無く、自分の個性。その個性を自分で愛して行かなければならない。「私は人見知りをする立派な子」なんです。
だから、日記をつけて世の為人の為に働こう。
児玉氏:恥ずかしいって大事な事。自分の気持ち流されないで、自分という者に対して強い意志を持たなければダメ。
あなたはちゃんとした人なんだから、人に裏切られることもある、それを責めてもしょうがない。あなただって意図いなくても人を裏切っているかもしれない。対人関係って皆そうです。自分に自信を持たなければ・・。
私も罵倒されたりする。
AD:誰にでも愛されて誰をも愛する人ってだらしないやつ。うらやましく無い!
児玉氏:これからは、傷つけて良いと思ってやってごらん。人間の垣根はお互いに許しあわなければ、相手を許さなければ人の中へは入れない。その境界線を変な風に作らない事。もっと自由に、嫌われたっていい。傷つけてもいい。それに対して何か言ってきたらその時に考えればいい。
AD:電話を切ったら日記帳を買いに行こう。