パーソナリティ:児玉清 070302放送
アドバイザー:伊藤恵子(弁護士)
相談者:主婦39歳 主人42歳自営業 長男中1
相談内容:7ヶ月前か別居している。きっかけはお酒を飲んだとき酔って暴言を吐いたり、人が傷つくようなことを言う、言葉の暴力です。離婚したいが、養育費は、どのようにしたら頂けるか?と、別れるつもりは無かったので貸した150万円(結婚をする前に親から貰った金)を返してもらえるか?。
AD:婚姻中のお互いにお金をあげたり渡したりというのは難しい。別居した後に渡したお金は使われ方?
相談者:サラ金とかの返済、生活費だと思う。
AD:夫婦ですから生活が成り立つように助け合わなければならない。それに当たるのかどうか?事業資金とかだと分かりやすいけれど、生活費とかだと本来財布は一つなわけですから。夫婦別産で約束していれば別ですけれど、そうでない状況ではどうなるか?ただ夫婦の財産というよりは、結婚前にあったお金ですからこれは別なんですけれど、生活費に使われたということになると、お互い持っているもので支えあっただけと、?金といえるかどうか?現実にご主人にお金がないので返して貰えるか?
相談者:別居する前から貸していて全額で150万円です。
AD:実際生活する上で使ったお金は、返してもらえない。
相談者:え〜〜! 主人は返すと言っててもだめなんですか?
AD:夫婦間の契約というのは、何時でも解除できるということになっている。
養育費については、彼の収入、あなたの収入と両方からみてお子さんに対して一定限度払って頂く。
仕事をすれば収入は得られる人のはずなんですよね。ですからそれを基にして払って頂く約束を採りつけたらいいと思います。
養育費の支払いが履行されるかどうか分からない場合には、家庭裁判所に調停を申し立てて養育費を払って貰えるようにする。言葉の暴力で離婚するのですから慰謝料を請求することは可能。
酒乱の一種でしょうから、面と向かって、酒をやめるか?私達を取るのか?話し合ってみたらどうですか?突きつけた問題として話し合ったことはあるんですか?
相談者:無いです。
AD:別れるのは最後にして、改善するのかどうか?
児玉氏:お子さんは気を使っていますよ・・・。しかっり会議をして・・・。でないとあなたも先行き悔いが残るかもしれない。自分を主張しておかないと。
相談者:最後にね・・・。最後に!
児玉氏:真剣にあなたの気持ちを訴えるべきじゃない!それで駄目だったら仕方ない。もしかしたら彼は泣くかもしれないし、本当は寂しいのかもしれない。一回、眦を消して迫んなきゃ。今まで築いてきたものもあるんだし。
相談者:分かりました。ありがとうございました。