前頁へ

パーソナリティ:市川森一             070309放送
アドバアイザー:高橋龍一郎氏

相談者:主婦42歳 主人49歳 21歳長男 19歳長女 13歳次女

相談内容:13歳の次女が、中学校になった陸上の練習で腰を痛めて今まで来ている。バッスケットが好きだけど出来ない状態。最近また腰を痛めて歩けないから学校を休みたいと休んでしまった。椅子に座るの苦痛だからと早退、遅刻をする。部活も出来ず。友達との話が合わなくなって、学校に行きたくない。と言う。今は不登校状態。病院では脊髄分泌症だと言われた。接骨医等に通っている。
不登校を直して、前のようにニコニコして明るくいつも笑っている子になって欲しい。

AD:今の痛みは?
相談者:痛いとは言うけれど、普通には歩いている。前ほどいたくないと思う。

AD:丁度二次成長で、自我が確定する時期。バスケットが、自分の成長と自我形成の非常に大きな支えになっていたものですよね。それが無くなってしまったということは、打撃はすごく大きい。しかし、そんな風に競技を中断しなければならない人は沢山いる。そういう時に、どうゆう風に逆境を乗り越えていくか?それが人間の成長には一番大事な事。順調に行く人はまれ。お母さんが下から支えてあげることも大事だけれど、本来はお父さんが、そうゆう時に自分が上手くいなかったことについて、自分の例を出しながら、人間というのは上手くいくばかりではない。だめになったときに本当に人間の真価が問われる。というような話をしてあげるということがすごく大事。学校へ行く行かないだけの問題ではなく、真っ向からの壁にぶつかった時に人間というのはどうやったらいいのか?お父さんにも全体の話し合いに入ってきて欲しい。

腰のことを考えると、今はむしろ将来を考えて運動は無理しないほうがいいし、バスケットが好きならマネージャーの道もある。とにかく彼女は狭い自分の情報の中で、やる気を無くしている。大人の目から見て他の提案をして、彼女に人生は始まったばっかりだから、そんなに初歩の段階で腐ったり投げ出すようなことはしないほうがいいよ。というように親が向き合う事だと思う。

相談者:父親とは仕事の関係で彼女との会話が無い。お姉ちゃんに話を聞いて上げてと言うことはある。

父親に彼女の事を相談すると分かった分かったとは言うだけ。

市川氏:先ほどADが言われたように、お父さんに人生の挫折についてだけでいいから、娘と話をしてくれと。人生相談で高橋先生にそう言われた。という事でその一点で一度お父様と娘さんと対話をする機会をお母様がお作りになる。そうゆうことを試みられたら如何でしょうか。

相談者:はい、分かりました。

市川氏:今は、相当自分の運命に翻ろうされて意固地になっていると思う。自分の苦しみは誰にも分からないと思っている。自ずから話さなければならない、自分で抱えきれなくなった時話し出す。そうゆう時に、話すことが一番彼女の本当の声に近い。父親としてどんな事が会ってもお前を支えるから心配するな。と大前提をたてまいとして話してあげて、細かいニュアンスを話し始めたらお姉さんやお母さんがアドバイスしてあげる。

お母さんも娘さんに信頼されるお母さんになる。お嬢さんに「うちのママは信頼できる」と言われるようにお母さんも自己演出が必要です。

相談者:ありがとうございました。