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パーソナリティ:児玉清
AD:三石由起子(みついし ゆきこ)      070213放送              

相談者:主婦48歳パート 主人47歳会社員 長男20歳 長女23歳 子ども達は学生で離れて暮らしてる

相談内容:子ども達のこと 長男が大学を留年 学校にあまり行ってないようです。

ホストのアルバイトをしている。何度も質すも、その時は謝るけれど改善されない。

店もやめるというけれどやめない、主人は怒って家にも入れなかったけれど、謝って学校に行くから授業料を払ってくれと頭を下げるので払った。ホストクラブでは、毎月いろんな経費を引かれてマイナスみたいです。

ホストクラブには、彼をひきつけて已まないものがあるらしくやめられないよう。

学校にも未だに行ってない。今年も進級できそうにない。主人は学校を辞めさせ働かせると言う。

金銭的なことを本人は意識していないようだ。母親として主人に従おうと思っている。今後息子と、どのように関わっていけばよいのか?23歳の長女は、息子と暮らしていたが女性関係で娘と息子が喧嘩になり別に住んでいる。娘もその時の事で精神安定剤を飲んでいる。娘も留年し学校へは行っているみたいだけど、就職活動もせず、友達ともコンタクトを取ってないみたい。主人は娘にアルバイトをさせようと言う。私は、どうゆう風に接していいのか?

児玉:「親の心子知らず」ですな。

AD:親というのは困った時の親だと思う。だから、長男が頭を下げた訳だから生活費や家賃は払わなくていいから、授業料は払ってあげればいいかなと思う。長女は、帰って来てもいいんだよと 言ってあげればいいと思う。そうしたら帰りたければ帰るでしょ。続けたいと思った時に強引に連れて帰っても本人の目標を無くしてしまうことになります。お嬢さんに何をしたいのか?留年したっていいじゃない。だから授業料は払ってあげればいいと思う。2年が3年になっても4年になっても。行く気も無いのに払う必要もないけど行きたいと言って親に頭を下げている訳だから、いろんな経験を積んだと思えばいいので払ってあげればいい。留年ぐらい皆しますよ。お嬢さんには選択肢を与えてあげて何をしたらいいのかという事で親というのはお金だけなんです。支えてあげたらいいと思う。親は、お金を出す権利がある。他の男は娘にお金を出すというのはとんでもないこと。そんな権利はない。親だけが金を出す権利がある。それをもって「父権(ふけん)」と言う。格好いいでしょ!

児玉:お嬢さんは何を学んでいるの?

相談者:法学部です。

児玉:目標は有るんだ?

相談者:地方自治の勉強をしているのでそっちの方に行きたいと前に聞いたことがあります。

児玉:失礼ですけど 優勝な学生なの?

相談者:そうですね。

児玉:そう お母さんがそうゆう風におっしゃるのなら、ね。 授業に関しては、お父様は大変でしょうけれど頑張ると。息子さんに関しては、アルバイトをやってそれで生活費を貰うってことは、普通に考えると生活費の援助を受けないで大学へ行ってアルバイトをしている人は沢山います。そういうことを彼は考えて無い訳?

相談者:仕送りは生活費に使って、アルバイトは遊ぶお金と思っている。

児玉:この際しっかりと、学業を続けると言うならお金を出す。しかし生活費というものは出さないでいいと思う。何か若い時って熱病にちょと取り付かれる時期って男にはあります。今のうちにいろんな経験もあるし学校も留年するということもありえるし、その中に小さな貴重なものを掴んで行けばいいし、紆余曲折は親としては見守ってあげるだけの気持ちは欲しいです。けれど悪い方に行って欲しくないよね。

AD:そうなると、親の力ではだめですね。逢いに行っても逢えないというのは、逢いたくない訳だから割り切って「困った時の親」ですよ。

困った時に子どもは帰って来るから、頭下げたらお金を出してあげればいい。そしたら悪い子にならないと思う。

児玉:付き合い方のスタンスとして、困った時には頼りになってあげる。後は黙って見守る。あなたのDNAを信じて、お母さんは信じてるよ 。

AD困ったら帰って来るんだから、その時に玄関を開けておいてあげればそれでいいと思う。あまり厳しいことを言ってもまだ子どもだから、昔と違って30歳位にならないと大人になれないというのが現実ですよ。

昔の反抗期みたいなもので・・・・。

気楽にやって、子どもを信じる。